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10.レトロハードコレクター(GameBridge 2010年10月掲載)

ゲームコレクター・酒缶がゲームコレクターさんのご自宅に訪問してゲームの話をするゲームコレクター訪問。
第10回は、mixiでATARIコミュと3DOコミュの管理人をしているラースさんを口説き落として、ご自宅に訪問させてもらいました。色々と想定外のモノがあったため、ノープランな展開になっています。



今回のコレクター:ラースさん
レトロハードを中心にゲームを収集しているゲームコレクター。
ハンドルネームは「マジック:ザ・ギャザリング」で「ラースのドラゴン」を3枚持っていたことから。

10-5.想定外のゲーム機との遭遇その3


酒缶 どうしてこういうものがあるんですか。
   任天堂エンターテイメントショップの
   看板ですが。



ラース ゲームショップが潰れた時に
   2000円くらいで買い取りました。

酒缶 部屋にあると面白いですね。

ラース これは単なるカラーテレビゲーム6に
   見えるんですけど、
   即席ラーメンの懸賞品(※1)です。

(※1) 即席ラーメンの景品……ハウスの即席麺「シャンメン」の懸賞品。




酒缶 アルキメンデス(※2)と同じような
   感じですかね。

(※2) アルキメンデス……大塚食品から発売されたカップ麺で、プレゼントの懸賞品としてファミコン版『グラディウス アルキメンデス編』が作られた。

ラース いや、違います。
   このカラーテレビゲーム6は
   オークションで手に入れました。

酒缶 これはプレイしてますか?

ラース カラーテレビゲーム6は
   もう一つ持っているので、
   普通の方でプレイしています。
   中身は同じで、おそらく
   ハウスシャンメンと書いてあることだけが
   違うんだと思います。

酒缶 さすがに、永谷園のマリオ(※3)とは
   ノリが違いますよね。
   これは形状的にはどうですか?

(※3) 永谷園のマリオ……ファミコン・ディスク版の『帰ってきたマリオブラザーズ』のこと。ゲームの合間に永谷園のCMが入るため、通常のディスクシステム用ソフトよりも書き換え料が安かった。

ラース まぁ、好きではないですね。
   ATARI(※4)の方がいいですね。
   任天堂の出したゲーム機として
   持っていないといけないな、
   と思いまして。

(※4) ATARI……アメリカのゲーム会社。紆余曲折があり、現在はインフォグラム社の子会社。

酒缶 いや、その義務はないと思いますけど。



(つづく)