タイトル:三国志II 覇王の大陸
発売元 :ナムコ
ハード :ファミリーコンピュータ
発売日 :1992/6/10
税抜価格:\6,900
ジャンル・対象:シミュレーション
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三国志II 覇王の大陸(取扱説明書より引用)
ものがたり
西暦180年代の半ば、長きにわたって繁栄を続けてきた後漢王朝にも暗い影が漂い始めていた。
長い栄光の日々は決してよいことばかりではない。
甘んじることなく、いっそうの精進に努めればよいが、ときの役人たちは違った。
賄賂がはばをきかし、政治は私服をこやす場と化していた。
役人観にも派閥が生まれ、権力を手中に収めんがため、様々な画策が水面下でなされていた。
当然、政治は荒れた。悪いことに飢饉が重なり、民衆の不満は高まる一方であった。
そこへ現れたのが黄巾賊である。
世直しを唱えてはいたが、彼らもまた私利私欲に走る暴徒の一群であった。
朝廷は反乱を鎮めるため、地方の武将に討伐を命じる。
また、それ以外にも民衆を救うべく立ち上がった義勇の士もいた。
義兄弟の契りをかわした劉備、関羽、張飛の3人である。
彼らの活躍で反乱制圧には成功するが、
いったん点けられた戦乱の火種を消し去ることはもはやできなかった。
朝廷の腐敗、衰弱を見て取った地方の武将たちをも巻き込み、権力争いがついに表面化する。
かくして中国は未曾有の戦国時代へと突入した。
−−後に「三国志」として語り継がれることになる、あの時代である。
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