ゲームコレクター・酒缶がゲームコレクターさんのご自宅に訪問してゲームの話をするゲームコレクター訪問。
第13回は、以前からの友人で、ボンバーマンのグッズや関連商品をたくさん持っているウォークインさんのご自宅に無理矢理訪問してみました。
今回のコレクター:ウォークインさん
Akiba.TVのゲーム番組「火曜芸夢撃場」でMCを務めるゲームコレクター?
会話に脱線が多いが、ゲーム販売の経験が豊富なため新旧問わずゲームネタに事欠かない。
13-4.凡人にはわからないボンバーマンの違い
ウォークイン プレステの頃から、藤原さん
(※1)
が関わっていない『ボンバーマン』が
出てきたんですよ。
(※1) 藤原さん……かつてハドソンに在籍していた藤原茂樹さんのこと。
酒缶 藤原さんが関わっているかどうかで、
何が違うんですか?
ウォークイン バランスが違います。遊んでいて、
「えっ?」って思ってしまいます。
僕がボンバーマンが好きだった
時代はいつかというと、
PCエンジン
(※2)になりますね。
あのときのバランスが一番です。
「一番好きなボンバーマンは何?」
と言われれば、キャラバンでやった
『Hi-TENボンバーマン』
(※3)です。
IBMのワークステーションを使用して
ハイビジョンでやる10人対戦の
ボンバーマンです。
(※2) PCエンジン……1987年にNEC-HEから発売されたゲーム機で、マルチタップに5人分のコントローラをつなげることができることから、『ボンバーマン』も5人対戦になっている。
(※3) 『Hi-TENボンバーマン』……1993年のキャラバンで使用された、対戦仕様のボンバーマン。操作方法はPCエンジンの『ボンバーマン’93』に準拠。10人対戦が可能で、NHKのスタジオパークに置かれていたこともある。
酒缶 『サターンボンバーマン』
(※4)でも
10人対戦ができましたね。
(※4) 『サターンボンバーマン』……1996年にハドソンがセガサターン向けに発売したゲーム。バトルモードには10人まで対戦できるモードがあり、ハドソンの人気キャラが多数参戦している。
ウォークイン サターンまでは僕が一番
やっていたボンバーマンですね。
これは、ドリームキャストの
『ボンバーマンオンライン』
(※5)です。
(※5) 『ボンバーマンオンライン』……正式名称は『Bomberman Online』。ハドソンが海外のドリームキャスト向けに発売したゲーム。
酒缶 ドリームキャストに『ボンバーマン』って
ありましたっけ?
ウォークイン 海外のみですね。対戦メイン
なんですけど、最近の『ボンバーマン』の
音楽はこれが元になっていると思います。
海外だとメガドラとジェネシスにも出てます。
ベースはPCエンジンの
『ボンバーマン‘94』
(※6)です。
(※6) 『ボンバーマン‘94』……1993年にハドソンがPCエンジン向けに発売したゲーム。ボンバーマンが乗ることができる怪獣ルーイが初登場した。
酒缶 このアドバンスのはファミコンミニの?
ウォークイン ファミコンミニの海外版
(※7)です。
海外だとPCの
『アトミックボンバーマン』
(※8)もありますね。
(※7) ファミコンミニの海外版……国内ではファミコンミニシリーズの1本としてファミコン版『ボンバーマン』の移植作品が任天堂から発売されている。その海外版。
(※8) 『アトミックボンバーマン』……正式名称は『Atomic Bomberman』。見た目は普通の可愛いボンバーマンなのだが……。
ウォークイン ボンバーマンが対戦でやられると
スピーカーから断末魔が聞こえるんですよ。
燃えたら骨だけ残るとか、
首だけ残るとか炎に焼かれて。
酒缶 絵柄は可愛いのに……。
(つづく)