2010年7月3日発売の『ゲームサイドVol.24』に登場した初心者ゲームコレクター・麹畑さんの回の完全版をお送りします。
今回のコレクター:麹畑さん
勇気を振り絞ってこのコーナーに応募してきた若きゲームコレクター。ゲームに関するサイトを運営し、5月のゲームレジェンドで同人誌デビューを果たした。
酒缶 クソゲー本(※1)やバカゲー本 (※2)で
紹介されているゲームで遊びたいですか?
(※1) クソゲー本 『超クソゲー』太田出版発行。アレなゲームを紹介している本で「電子の精たちに捧ぐ」の箭本進一さんが参加している。
(※2) バカゲー本 『美食倶楽部バカゲー専科』キルタイムコミュニケーション発行。アレなゲームを紹介している本で「バカゲー専科DESTINY」の白川嘘一郎さんが参加している。
麹畑 遊びたいし、持っていたいです。
酒缶 『デスクリムゾン』 (※3)は持っているんですか?
(※3)『デスクリムゾン』 1996年にエコールソフトウェアがセガサターン用に発売したガンシューティングゲーム。インタビュー中に直感的に思いついたゲームなだけで、ここで発言したことに他意はない。公式サイト
麹畑 持ってないです。高いので。
酒缶 値段かぁ。古いゲームと新しいゲームの
すみ分けってあるんですか?
同じゲームなんですか?
麹畑 難しいですね。
僕の中のゲームの分け方は、
高いゲームと安いゲームなんですよ。
だから、プレステ2のソフトが500円とかで
売っていれば、それも買うんです。
酒缶 ということは、プレミアゲーム (※4)と
最新作は同じカテゴリーということですか?
(※4) プレミアゲーム 非売品や希少価値がついてしまった高額ソフト。たまにワゴンセールで見つけてしまうと、気持ちを抑えてレジに持ち込む。
麹畑 そうですね。
今でも昔でも100円のゲームは
同じカテゴリーですね。
酒缶 高いゲームと安いゲームの境目は
どのあたりなんですか?
麹畑 4桁だと高いです。
980円だと安いですね。
酒缶 その基準は面白いな。
今は安いと何でも買ってしまう感じですか?
麹畑 全部買うお金がないので、
いくらか選んだりはしますけど、
100円のものを中心に買っています。
酒缶 逆に、これが遊びたいという買い方は
しないんですか?
麹畑 あんまりしないですね。
買っているときがピークで、
買えたという喜びがいいんです。
酒缶 『サクラ大戦』 (※5)のゲームが
沢山あるようですが……。
(※5)『サクラ大戦』 1996年にセガ・エンタープライゼス(現・セガ)から発売されたドラマチックアドベンチャーゲーム。セガサターンを代表するタイトルに育ち、その後、色々なハードで続編やスピンオフ作品が発売されて、意外とコレクター泣かせ。ゲームは、アドベンチャーパートと戦闘パートで構成され、戦闘パートでお気に入りの隊員と絡んでいると、より仲良くなれるが、ゲームの作りが結構骨太。CESA大賞(現・日本ゲーム大賞)の初代大賞作品。公式サイト
麹畑 『サクラ大戦』は、
おじさんからセガサターンと一緒に貰って、
遊んだらはまってしまいました。
1から全部やっています。
酒缶 どのキャラが好きですか?
麹畑 やっぱり、真宮寺さくらさんが好きです。
3だと巴里のキャラだけなので
グリシーヌさんが好きです。
酒缶 遊ぶ時は、全キャラを
コレクションしちゃうんですか?
それとも1人だけ狙って終わりですか?
麹畑 最初は1作品1キャラでプレイしていたんですけど、
今、他のキャラクターも攻略しています。
酒缶 他に何か……
あれ? 怪しいものを見つけちゃいましたよ。
(つづく)